書籍一覧
登録書籍数: 77件
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1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆少数派としての矜持
窓越しに四角な空の五月晴(『靑の中』)
敏雄は十三歳の頃に短歌に関心を持ち、たまたま改造文庫の北原白秋歌集『花樫』を求めたのを手はじめに、同文庫の歌集類を読み続けた…
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1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆百句シリーズ
著名俳人の百句が解説つきでコンパクトにお読み頂けます。
◆寂しさの旅人
臼田亞浪という俳人の特質をひとことで表わすとすると「寂しさの旅人」ということになるでしょうか。明治の…
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1,500円(税別)
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◆百句シリーズ
面(つら)のある俳句
桂郎は、近所に住む宮本正子に俳句の手ほどきを受け、俳句の面白さを知る。たまたま本屋で「馬酔木」を手に取り、石田波郷の句を読みすっかり夢中になる。波郷が…
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1,500円(税別)
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◆シリーズ最新刊
◆風土に対う直ごころ
甲子雄は満を持して初句集『藁火』を雲母社から刊行した。師龍太は序文を引き受け、「よもぎの香」と題する心からの讃辞を添えた。とても快活で親しげな文章である…
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1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆卑俗性を対象化する
日のさして今おろかなる寝釈迦かな
(『加古*傲霜』)
全句集に従って『加古』と『傲霜』を併せて扱う。昭和五年から十三年までの句を収録。耕衣は三十代で、原石鼎の「鹿火屋」や小…
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1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆揺るがぬ自我
信子は大正三年生れ、本名・丹羽信子、生誕地は大阪市東区八軒家(現在の京橋三丁目)である。三年後に東区船越町に転居する。ここでの幼児体験や、成年に至るまでの暮しが信子の人格や、作品…
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1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆虚子門但馬派の自負
美しく木の芽の如くつつましく
(『くくたち』上巻)
昭和十一年四月二十五日、外遊先より帰途に立ち寄った伯林(ベルリン)日本学会講演会で、杞陽は虚子の講演を聴き、翌二十…
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1,500円(税別)
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◆大好評百句シリーズ最新刊
「物心一如の凝視」
素逝の『砲車』は戦争賛美の句集ではない。敵兵への憎悪の句はあるが、中国民衆へ心を寄せた句もあり、戦友を思い遣った句もある。素逝は聖戦を信じて疑わなか…
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1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆異貌の多面体
秋炊ぐ聖書に瓦斯の火がおよぶ
(『蛇』所収)
第一句集『蛇』の第一部「学問」の章に置かれた一句。この章は戦争中の昭和十九年から二十三年までの作を収めてある。大正十四年生れの赤尾兜…
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1,500円(税別)
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◆名句百句を読む
シリーズ最新作!
雪晴れに足袋干すひとり静かなる
「雪や泥に汚れた足袋を下宿の軒に吊るすとき、雪景色の静寂に孤独を覚えたというもの。欣一、十九歳の作。金沢の風土に根ざした生…
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1,500円(税別)
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◆成熟に抗して
鬼房は蛇笏賞の受賞の際、自らを「翼を欠いた鳥」に喩え、「永遠の飛翔願望」を抱くと語った。「地を這うばかりの哀しい存在」であり、「土俗に愛憎を傾けすぎる」とも。それは生きることへのした…
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1,500円(税別)
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第17回日本詩歌句随筆評論大賞・随筆評論賞特別賞を受賞しました!
◆万象への存問
魚目は若い頃、橋本鷄二や四、五人の仲間と共に鎌倉の虚子の家に句を見てもらいに通っていた。(略)それぞれが墨書し…
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1,500円(税別)
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◆老いてなお華やぐ
登四郎が中学生の頃、谷中で医者を営む母方の伯父の山本安三郎(六丁子・曽良の「奥の細道随行日記」の真筆の発見者)に俳句のてほどきを受け、さらには中学の国語の担任の三上永人や隈部次雄…
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1,500円(税別)
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◆人間の業と向き合ふ
楸邨の句は難解だと言はれることが多い。僕は初学の頃から「寒雷」系の…
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◆写生とは何か
鳥のうちの鷹に生れし汝かな
「ホトトギス」の巻頭句。「鷹の鷄二」の代表句、鷹へのオマージュである。この句は、青山高原に舞う鷹の姿や屏風に描かれている鷹からの連想によってのみ…
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1,500円(税別)
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◆いのちを運ぶ
人の世は命つぶてや山桜
澄雄は思い出を抱いて、桜の咲く吉野を一人で訪ねた。句には「吉野にて─去年元気なりし妻はや今年亡し」という前書きがある。その頃、澄雄は毎年のように…
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1,500円(税別)
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◆新しい俳句への挑戦
爽波がどんな句をよい句だと考えていたかは、毎月の「青」の「選後に」を読めばほぼわかってくる。当然弟子たちの作句の方向を修正したり鼓舞したりという意図もあったろうが、あの頁は…
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1,500円(税別)
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第16回日本詩歌句随筆評論大賞 評論部門・大賞受賞を受賞されました。おめでとうございます!
◆豊穣の世界を探る
硝子戸を人の過ぎゆく古雛
古雛が並べられているのは骨董品店だろうか。雛…
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1,500円(税別)
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◆写生の鬼
流し雛堰落つるとき立ちにけり
「ホトトギス」昭和八年八月号の雑詠句評会で、「男の雛の仰向きたまひ波の間に 誓子」の評に先だって花蓑は、「流し雛と云ふ行事はそれだけでも大変興味が…
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1,500円(税別)
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◆文体の多用さ、自在さ
紙燭の燄天に向ひて梅白し
梅の花の頃の冷たい夜気が感じられる。静謐な感じの句だ。「紙燭の燄天に向ひて」と「梅白し」は発想的には二句一章だが、句形は上五から下五まで一…
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