書籍一覧
登録書籍数: 42件
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
[在庫あり]
◆第一句集
曳いて来し山羊に曳かれて青き踏む
九年共に暮らした山羊のうしお君との思い出は尽きない。最期を看取った順一さんの姿は本当の家族そのものだった。山羊の好んで食べていたものなどを見るたびにこ…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズII
一人立つ一人の影や秋の暮
俳句を始めたばかりの頃には見えなかったものが、いつの間にか見えてくる。それが俳句が分かるということだと思うが、すでに由貴さんの目は独自のも…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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●第一句集シリーズII
子の背中まあるく洗ふ素秋かな
努俳句の特徴は、些細な身辺の出来事を実に楽しそうに一句にまとめ上げることである。必然的に子供や妻を詠んだ句が多いのだが、そのいずれもが…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集
辞世句は山の讃歌や雪蛍
辞世句は早い早い。
病室での句と思うが、元気になられた今、是非山への旅を続けてほしい。これからですよ、人生も俳句も。
(序より・德田千鶴子)
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ
首すじに伸ばす乳液春浅し
どの句も、句の主人公の動作に魅力がある。それはひかるさんの魅力だ。
跋より・坪内 稔典
◆自選十句
シャガールの青より青し犬ふぐり
紫…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集
夕立に渋谷のしゆんとなりにけり
東京で暮らすとはどういうことなのか、右子さんの俳句は自分自身の感覚を頼りにそれを一つ一つ形にしてきた。自然は乏しくても季節はめぐる。人間関係は薄くて…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集
光るとは生きることなり飛ぶ蛍
自然の中の命の循環が躍動的に捉えられている。
明日香さんは五七五の俳句の形で、小さな命の不可思議さを表現する術を手に入れたのである。
(序より・南うみ…
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1,700円(税別)
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◆第一句集シリーズ
ほうほたる弱い私を覚えてて
雅秀(まさほ)俳句の表現は一貫して口語体である。軽やかに口語を駆使し、現代に生きる女性の哀歓を呟くように語りかけるように書き留める。
跋より・北村…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集
同級のをぢさんバンド山笑ふ
真実が宿るものを詩と呼ぶならば、これらは詩である。私たちはこんな風に暮らしているのだなあ、としみじみ思う。ぼおと照り映える〈富有柿〉という詩。
序より・加…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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第17回日本詩歌句随筆評論大賞・俳句部門大賞を受賞しました!
◆第一句集シリーズ/II
ドアノブのつめたさに秋来てをりぬ
俳句らしさとは何かを素早く理解する人がいる。瑞穂さんもそ…
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1,700円(税別)
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◆第一句集シリーズ/II
桃ふたつかたみに息を吸うて吐く
「かたみに息を吸うて吐く」というもの桃も二つ、人間も二人。お互いに食べ合っているのは仲のよい二人に違いない。すると桃も艶々してくる…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ/II
手も足もばらばらになり蝶の昼
ここには身体感覚の冴えがある。蝶々が乱れ飛ぶ真昼は「手も足もばらばらにな」るとの感覚は、まさしく現代の不安感そのもの。現代を生きる私…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ/II
桜餅葉っぱで隠しきれぬもの
俳句らしくないのだ。高校の国語科の教師である静さんには、俳句らしい俳句が十分に分かっている。分かったうえでの逸脱、あるいは変態が、彼の…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ/I
シンママの財布の小銭秋麗
ひとたび俳句を身にまとえば、世界はいつも俳句とともにある。さまざまな材料が季語を仲立ちとして南さんの新しい世界を構成していく。
(序・小…
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1,700円(税別)
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◆第一句集シリーズ/II
炎天の子に犬負はせ罪も負はせけり
人として生まれ、人はいろんな人間になっていくが、俳句を生き甲斐として、自己実現を図ろうとするときに出合うよろこびや艱難を真摯に静…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ/I
胡瓜持つ胡瓜の中に水の声
胡瓜を手にしたとき、その手触りや重さから胡瓜のうちの「水の声」を聞くのは、なんとなく分かる気がする。胡瓜だって人間だって、体の大部分は水、…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ/I
緑陰へ直線裁ちのワンピース
575の言葉が音を立ててながれるせせらぎ、それが藤井さんだ
藤井さんの句をめぐる話題が、さざ波のように、または微風のように、あるい…
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1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
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◆第一句集シリーズ/I
ふぢつぼのあまたくぢらの目のまはり
透徹した眼を感じる。森羅万象に関心が向けられ、それぞれくっきりと映像を結ばせている。それぞれ眼をもって触れる感じもある。描写が触…
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1,700円(税別)
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◆第一句集シリーズ/I
葉牡丹の渦の白さの押合へり
視覚的印象が鮮明な句は案外多いのである。
この句に見られるような把握は平凡ではない。
(序・片山由美子)
◆自選十句
著莪咲…
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1,700円(税別)
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◆第一句集シリーズ/I
流星や縄文土器の一欠片
「流星」もみな天からの恩恵。胸中にある産土の光景が作者の眼前の景となってあらわれるとき想念の花がひらく。信子俳句の真骨頂といえよう。
(序…
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