書籍一覧
登録書籍数: 1,995件
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[在庫数 在庫わずか]
◆第一句集
歳告ぐる手より団栗こぼれけり
愛情の眼差しが存在するのは当然であるが、それが観念的に表現されるのではなく、具体的に言い表されているところに次ね子さんの句の確かさがある。日常身辺に材を取りな…
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[在庫数 在庫わずか]
◆第一句集
面売りの面を外して花惜しむ
一定の完成度をもって、坦々と詠みつぐ、という基本姿勢は、この
たびの句集『緋を放つ』を通じ一貫して変らない作者の作句信念である。
(序より:山崎ひさを)
◆自…
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
海の青空の碧照る花ミモザ
「花の翼」。どんな花なのか。
私はいつの日だったか、句碑開きの際に秋櫻子先生に千鶴子さんの幼き手より渡された花束の写真を見たことを思い出した。天に放たれたそ…
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2,190円(税別)
(税込: 2,409円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
大迫弘昭さんから句稿『恋々』を託された。これは性愛をテーマとするユニークな句集である。天明期に中興俳諧が盛んになったころ、江戸座俳諧から川柳が発展し、当然の帰趨としてばれ句の世界も展開した…
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
出棺に雪靴きゆうと忍び泣く
泣きながらその手に触るる菊の棺
清浄に生きし人なり茄子の花
平成二十一年著者は母堂と最愛の奥様を失う重忌哀という悲運に遭遇された。
この句集は著者が天国へ贈る鎮…
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2,000円(税別)
(税込: 2,200円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
俳人には才能型と努力型があるそうだが、博子さんは根底に両方を備えている人だ。彼女に俳句を勧めた最愛の夫君が他界された後、家業の責任ある立場にありながらも俳人協会第45回関西俳句大会賞他、着…
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2,857円(税別)
(税込: 3,143円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
これよりの計を初湯に寿
毎年元日は伊豆山荘でゆっくり温泉につかり一年の計をたてて英気を養うのを常としているので「寿」を題名にすることにした。
私は馬醉木と同じ九十歳。こんなに長生きすると…
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
◆西洋的な抒情性
身を反らしつつ白鳥の相寄りぬ
相手に自分を大きく、美しく見せるための、白鳥のディスプレーである。
ひと雨に樹の匂ひして夏館
雨でよみがえった庭木の匂いが、洋館の涼やかなたたず…
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2,190円(税別)
(税込: 2,409円)
[【在庫切れ】]
◆「人と作品」の一致
確かなる色となりきし植田かな
早苗を植えた田は、一か月くらいすると一面に青々とした田に変ってゆく。その過程を捉えた。
土間いつか踏み固められ桃の花
ひいふうのふうほどの間の滴りよ…
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2,571円(税別)
(税込: 2,828円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
京いでて四十年のさくらかな
本集の上梓を先づ喜びたい。鶴俳句の骨格をよく学んだ句集として、『山鉾』を座右に置けることは幸せである。
新涼や柄杓に掬ぶ宗祗水
山科に夜の来てゐる朧かな
花いば…
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2,190円(税別)
(税込: 2,409円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
落?としてことごとく天仰ぐ
作者の句の特長は、知と情の相俟った作品にあると言えよう。知的であって情の通った作品に、作者の本領が発揮されているように思う。
(序より:鈴木貞雄)
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
◆硬軟自在の作風
家元の門より二人夏羽織
夏でも羽織袴というから、格式を尊ぶ宗家だろう。「二人」にドラマがある。
邂逅や肩すべらせて春ショール
久しぶりの出会い。ショールを「すべらせて」という仕草に親…
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2,190円(税別)
(税込: 2,409円)
[【在庫切れ】]
◆遺句集
老鶯や朝のしじまの童子堂
秩父の荒川ほとりのせせらぎ荘に泊っての稽古会。宿の近くに葡萄畑があり、その棚の針金にも下りた霜の雫があらためて思い浮かぶ。又、二十二番札所の童子堂で夏の朝、老鶯…
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2,667円(税別)
(税込: 2,934円)
[【在庫切れ】]
◆第三句集
作句当初は、己を中心とした写生句が多かったが、やがて自己と他との共存性、関連性が、結果として詠まれるようになり、さらには、三次元的世界の入り口にさしかかったとでもいえようか。(「あとがき」…
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
白牡丹夜は月光菩薩かな
表題となった一句から受ける神々しいまでの美しさは、まさに月光菩薩にふさわしい。作者の美意識から授かった一句は一書の白眉といえよう。
(序より:椎名智惠子)
◆自…
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2,381円(税別)
(税込: 2,619円)
[【在庫切れ】]
◆第四句集
華厳経に悟りの気持を起こせばたちまち悟りを完成させるという<初発心時、便成正覚>のフレーズがあるが、俳句においてこの言葉にあやかりたいものだ。いずれにしても最近やっと俳句が少し分りかけた…
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2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[在庫数 在庫わずか]
◆第三句集
花粉飛ぶ富士玲瓏と立ちにけり
時に富士山を詠んだと思えば、眼の前に働く漁師さんを、
箱眼鏡咥へて向を替へにけり
と俳句にしている。生活と俳句を結び付けたサチ子さんが輝いて見えた。
(跋…
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2,571円(税別)
(税込: 2,828円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
いきいきと蒲公英のきん明日あれな
あの東日本大震災から九日目、心臓発作で初めて救急車のお世話になった。そんな頃目にした蒲公英のきんの輝きは希望そのものに思えた。思わずと。
被災地のす…
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2,571円(税別)
(税込: 2,828円)
[在庫数 在庫わずか]
◆第三句集
無花果や朝には朝の通り雨
日常生活の中で当り前のように出来ていたことが、次々と出来なくなって参りました。もどかしさの中「いま着手しなければ」の思いに駈られ、第三句集を編むことを決めました。…
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2,667円(税別)
(税込: 2,934円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
桟橋の猫ふりむかず鳥雲に
透明な抒情に軽やかな憂鬱が交錯し、読者を心地よく裏切ってゆく。
第一句集『夏の岸』以後十年間のさらなる深化を遂げた作品群。
◆自選十句
もう来ない電車を待つて暮…
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