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ホーム百句シリーズ > 自句自解ベスト100シリーズ2シリーズ自句自解IIベスト100『津久井紀代』(つくいきよ)
書籍詳細

シリーズ自句自解IIベスト100『津久井紀代』(つくいきよ)[9784781413600]

販売価格: 1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
[在庫あり]
数量:
◆必読入門書
既刊句集より自選ベスト100句に解説をつけた入門書。
代表句が網羅され、それがどのように生まれたか知ることができる魅力的な一書。

◆収録作品
余寒なほ命をたくす命綱
命綱」は第一句集の題名。俳句を始めてまもなく「夏草」第五百号記念大会で「命綱」三十句をもって第一席を頂いた。山口青邨先生の序句は「銀水引命の綱と人かなし」であった。跋は有馬朗人先生。「『命綱』三十句を以って一人の新人が生れた。……三十句はその後の紀代作品の原型が示されている」と評してくれた。
(『命綱』)

◆私が大事にしている三つのこと
有馬先生とは俳句を始めたその日から、いつも兄のように後ろからついて行った。
家も近かったことがさらに有馬先生との距離を近くしていった。青邨先生の句会に行くときは、いつもバス停で待ち合わせて行った。つまりこの時間が私にとって貴重な時間であったことを今にして思うのである。西脇順三郎では「あむばるわりあ」がいい、斎藤茂吉では「赤光」がいいと熱心に話してくれた。私は先生の良いというものを片っ端から買って読んだ。有馬先生から学んだことが今の私を形成しているのである。


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[つくいきよ(1943〜)「天為」所属]
装丁:和兔
四六判変形並製カバー装
220頁
2021/03/10刊行



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