出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム百句シリーズ > 自句自解ベスト100シリーズ2シリーズ自句自解IIベスト100 対中いずみ
書籍詳細

シリーズ自句自解IIベスト100 対中いずみ[9784781413259]

販売価格: 1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
[在庫あり]
数量:
◆必読入門書
既刊句集より自選ベスト100句に解説をつけた入門書。
代表句が網羅され、それがどのように生まれたか知ることができる魅力的な一書。

◆収録作品
さきほどの冬菫まで戻らむか
二〇〇六年春、第一句集『冬菫』を上木した。田中裕明主宰「ゆう」での五年間の句をまとめた。掲句、主宰からは「いままで歩いてきた風景が気になることがよくあります。きっとそこに自分の一部を置いてきてしまったのでしょう」「戻ることができるのは稀有なることで、ほんとうは過ぎ去ったものはかえりません。だから輝くのです」と書いていただいた。初期作品集の中で、二度と戻らぬ、輝いていた日々の象徴のような句だ。(『冬菫』)

◆私が大事にしている三つのこと
季節は移りゆく。日本に四季があり、四季それぞれの恵みがある。春だけでも「初春」「仲春」「晩春」と大きく三つに分類されているが、厳密に言うと、毎日、あるいは瞬時瞬時に移り変わっている。今日の出会いは今日しかない。明日は日の加減が変わり、風もちがう。(略)私にとって季語への愛着は、たぶん、移りゆくものへの愛惜にひとしい。すべては諸行無常、変化の中にある。木の芽がほんのすこしほぐれたり日差しの傾きが変わったり、鳥がふいに啼きやんだり。琵琶湖の湖面も時間差で刻々と変わっている。

Amazonでの本の購入はこちらより
Amazon


*

[たいなかいずみ(1956〜)「静かな場所」代表「秋草」会員]
装丁:和兎
四六判変形並製カバー装
218頁
2020/11/11刊行

関連書籍
シリーズ自句自解II ベスト100 『山口昭男』(やまぐちあきお)
シリーズ自句自解II ベスト100 『酒井弘司』(さかいこうじ)
シリーズ自句自解II ベスト100 『渡辺純枝』(わたなべすみえ)
シリーズ自句自解II ベスト100 『桑原三郎』(くわばらさぶろう)
シリーズ自句自解II ベスト100 『仁平勝』(にひらまさる)
シリーズ自句自解II ベスト100 『菅美緒』(すがみお)
シリーズ自句自解II ベスト100『武藤紀子』(むとうのりこ)
シリーズ自句自解II ベスト100 『大牧広』(おおまきひろし)
シリーズ自句自解II ベスト100 『名村早智子』(なむらさちこ)
シリーズ自句自解II ベスト100 『和田悟朗』(わだごろう)
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。