出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム句集 > 単行本岸本尚毅句集『感謝』(かんしゃ)
書籍詳細

岸本尚毅句集『感謝』(かんしゃ)[9784781401751]

販売価格: 2,381円(税別)
(税込: 2,619円)
[【在庫切れ】]
[立ち読みする]

◆豈weekly@閑中俳句日記(28)
岸本尚毅句集『感謝』

◆週刊俳句 Haiku Weekly 第189号
「岸本尚毅句集『感謝』評」として生駒大祐さんが書かれています。
「虚子的安心感」として藤田哲史さんが書かれています。


◆第四句集
第三句集『健啖』以後、十年間の作品から四百句を収録。
平成十年秋から平成二十年春にかけての作品から四百句あまりを拾った。田中裕明主宰の選を経て俳誌「ゆう」に発表した作品も収録。
(あとがきより)

◆自選15句
ときじくのいかづち鳴つて冷やかに
日沈む方へ歩きて日短
初寄席に枝雀居らねど笑ふなり
寒々と赤々と正一位かな
秋晴の押し包みたる部屋暗し
日高きに早や夕ごころ山桜
水の底突けば固しや水澄める
焼藷を割つていづれも湯気が立つ
暖炉に火なし一切は遺品にて
その妻のこと思はるる不器男の忌
テキサスは石油を掘つて長閑なり
現れて消えて祭の何やかや
ある年の子規忌の雨に虚子が立つ
さういへば吉良の茶会の日なりけり
面白くかなしく遠く涅槃かな



[きしもとなおき(1961〜)「天為」「屋根」同人]
装画:Jean COCTEAU “Profil d’Orph?e aux lauriers”, 1958
    (C)ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 2009
装丁:柚子谷七月子
四六判変形並製カバー装
168頁
2009.09.27刊行

【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。