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ホーム百句シリーズ > ホトトギス雑詠選集岸本尚毅著『ホトトギス雑詠選集100句鑑賞・冬』(ほととぎすざつえいせんしゅうひゃっくかんしょう・ふゆ)
書籍詳細

岸本尚毅著『ホトトギス雑詠選集100句鑑賞・冬』(ほととぎすざつえいせんしゅうひゃっくかんしょう・ふゆ)[9784781405254]

販売価格: 1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
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◆「春夏秋冬」そろいました シリーズついに完結!
虚子はナマの季感と季題とを峻別して考えていました。虚子は季題が約束事であり、フィクションであるという伝統的な考え方を保持していました。
その一方で虚子は現場主義的な写生を重視していました。写生の現場を踏むことによって、雪月花的な伝統を負う季題に新たな生命力を与えることが、虚子の生涯のテーマだったと私は考えています。
(解説より)


◆001
矢大臣の顔修繕や神無月 西山泊雲
鄙びた神社を思い浮かべる。「神の留守」を見計らったかのように矢大臣の顔を修繕する。?げ落ちた顔の色を塗り直したり、欠けた鼻を直したりするのであろう。
神無月は晴天が多い。農閑期であり、産土の神社の修理には良い季節と思われる。里神楽や正月などの冬の神事が行われる前に修繕を済ませようとしているのかもしれない。
修繕はきちんと行うとしても、神無月の「矢大臣の顔修繕」には落魄の感じがある



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[きしもとなおき(1961〜)「天為」「屋根」同人]
装丁:和兎
四六判変形並製カバー装
216頁
2012.10.15刊行

◆同じ著者によって
『自句自解ベスト100 岸本尚毅』 定価1575円(税込み)
『ホトトギス雑詠選集 秋』 定価1575円(税込み)
『ホトトギス雑詠選集 春』 定価1575円(税込み)
『ホトトギス雑詠選集 夏』 定価1575円(税込み)
(刊行順)

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