書籍一覧
登録書籍数: 1,772件
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
突き抜けて寂しからずや今年竹
ぬきん出ているものに、誇らしさではなく孤立の姿を見てとった。人間界を思わせる。
こうした人生や世情に深く根ざした秀句佳句を今後も期待してやまない。
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3,000円(税別)
(税込: 3,300円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
終止符をつけそこなひて法師蟬
秋になって鳴き出す法師蝉。ここを先途とピリオドを打つ間もないとは、言い得て妙。
素直で大らかな句の中に、右のような季語の本質をつく句があって、立ち止…
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2,000円(税別)
(税込: 2,200円)
[【在庫切れ】]
◆遺句集
柊の闇夜に星を集め咲く
俳句にこだわりながら俳句にのみ終始することがないという、生活者としてのバランス感覚が、義母の句をひときわ滋味豊かなものにしているのだと思います。
(はじめに…
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2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆第三句集
ドレミファのラかシのあたり秋の暮
六十五歳のときの大腸癌は
克服した積りであるが
検査をするたびに何処かしら
悪い処が見つかる
衰えるのは想っていたより早い
一向に上…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
立ち尽くすぼくら疾走する蟻ら
ことばに変換しておかなければ、
失われてしまうような一瞬の感覚の凝縮。
未知の読者へ送る、7年間の作品集。
◆自選十二句より
春の雪想うは…
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2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
たちまちに獲物のかたち蟻の群
季語の新しい一面を見せてくれる。奇想と言えば奇想。しかしそれを描くに抑制した文体を身につけているから説得力がある。
(序より・加藤かな文)
◆…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
手鑑の紀貫之を筆はじめ
みちこさんの貫之の筆跡を臨書する姿勢が清々しい。ぼくは句集名を「手鑑」がいいのではないかと著者に呈示した次第。
俳句という文芸は先師の精神を受け継ぐものと…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
青葉闇現在に繋がる村八分
私がよく口にする故鈴木六林男のことば「憂鬱な時代には憂鬱を、不安な時代には不安を書かない作家は信用できない」。
句集『初鞴』に本当の意味での言葉を得るこ…
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2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆第三句集
父母になき余生賜り実南天
父母共に老いを知らずに逝ったので、私がこの歳まで長生き出来たのであろうか。父母からの贈り物と思い父母にも感謝したい。
(あとがきより)
◆収録作品…
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2,200円(税別)
(税込: 2,420円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集『夏のゆくへ』(1982年刊)を復刻新装版として刊行
節子さんは開放的な人なので、心の中の喜怒哀楽、身辺の出来ごとなどすべてそのまま吐き出して決して粉飾したりしない。それでいながら境涯俳句…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
袴著の走れば背ナの鷹翔てり
七五三の句で、男子は五歳で初めて袴をはく儀式があったので、その子を「袴著」と詠んでいる。走った時に羽織の背に大きく描かれた鷹が翔び立つように感じたという…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
半日を雪解しづくの檻のなか
激しい雪解しずくの音が、本格的な春の到来を告げるかのように思わせる檻。
このように俳句表現の多様化が見られ、独特の句境がさらに広がった。
(帯より・…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
心奥に曙光の海や金盞花
生きることそのものに何の苦労も覚えたことのない人間には到底気づくことのない、心とは何か、愛するとは何か、そんな人間が人間であるための一番大切な想いがこの句集…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第二句集
首筋に太陽の熱箱眼鏡
この句集の題『スケルツォ』は、音楽用語で、諧謔曲つまり冗談、滑稽、ユーモアを感じさせる曲というような意味です。
ユーモアを持って、そして心のゆとりを持って、…
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2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆思ひ出せぬ暗証番号成木責
「成木責」のような外圧こそが作者の今日を形成した原動力であった、と今更ながら気付いている。
(あとがき抄)
◆自選十句
吾に無く猫の子にある血統書
餡パン…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
呼びし子の跳ねて応ふる冬田晴
子どもの生命感がきらきらと溢れている。こんな純粋な句は、純粋な心を持った作者にしか詠めない。
(序より・村上鞆彦)
一箸の飯のひかりや梅雨の明
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
転がつて踏みとどまつて芋の露
逃水の挑発一歩踏み出さん
教師として、また一人の女性として
日常に流されることなく踏んばることの大切さ――。
いまや京佳さんの掌中の玉となり…
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2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
蜘蛛はまだ頑張るつもり十月尽
「まだ頑張るつもり」と平常語で言って退けた表現が、作者の境涯と合せて、どこか人の心を揺するものである。「蜘蛛でさえ頑張っているのに」とは対象が蜘蛛だけ…
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2,000円(税別)
(税込: 2,200円)
[在庫あり]
◆第九句集
冬に入る遠山ほのと夕茜
『深見けん二俳句集成』以後の作品三〇五句を収録。
ゆるぎなき客観写生
余情いよいよ深まる第九句集
◆自選十五句より
穴を出し蟻一匹に庭動く
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2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
水吸つて締まる荒縄厄日なり
俳句への根性の強さ、巧みさもさることながら、俳句に取りつかれたような自由自在の発想である。
素材を自由に駆使する木本隆行君は、わが「門」のホープである…
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