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ホーム句集 > 単行本勝又洋子句集『薄氷』(うすらひ)
書籍詳細

勝又洋子句集『薄氷』(うすらひ)[9784894025027]

販売価格: 2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆ 著者第一句集
<睡蓮の水の隙間に花の陰>
水面が殆ど見えぬくらいに葉を重ねている睡蓮である。その睡蓮をよくよく見ていると、水面が僅かにあって、そこに花が映っていたのである。「水の隙間」がうまい。

<あかあかと向かうの山の時雨けり>
時雨は、晴れた空から降るのが本情。そうすると、向こう山は枯れてそこに日がさしているのかも知れない。「あかあかと」はきわめて明るいさまで、調べにのせて、この句を味わうとよい。
深見けん二(序文より)


     日のさしてことりと揺らぐ薄氷
     薄氷の解け出し水を一とゆすり
     音もなく岩に曲がりて出水川
     衣かけてお胸膨らむ涅槃像
     ていねいに雨粒ぬぐひ牡丹守
     でんでら野その夜の宿の薬喰

序文・深見けん二 扉絵・天本竚子
四六判フランス装 178頁

●著者略歴
昭和20年広島県広島市に生まれる。昭和42年東京女子大学英米文学科卒業。昭和58年PTAサークル「駒草」にて中村汀女先生に師事。平成4年「元芝句会」にて深見けん二先生に師事。平成6年深見けん二主宰「花鳥来」入会。現在、俳人協会会員
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