出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム句集 > 単行本水野晴嵐句集『大津絵』(おおつえ)
書籍詳細

水野晴嵐句集『大津絵』(おおつえ)[9784894023865]

販売価格: 2,400円(税別)
(税込: 2,640円)
[【在庫切れ】]
◆連想と飛躍
まくなぎや愚論空論くりかへし
訴へることあるごとく残る虫
親しげに蚊の寄ってくる寺厠
など、著者のまなざしは平明で柔らかい。大上段に構えるでもなく、静かな語り口で淡々と日常座臥、虫魚草木を詠い紡いでゆく。こうした俳句の行き方は、作者の行き方でもあり、それが『大津絵』から、きわやかに立ち上がってくる。
(帯より)


◆帯選出十句より
来客に空より応へ松手入れ
年ごとに子の数減りて地蔵盆
消灯のあとも眠れず水中花
かりがねや征きて帰らぬ人あまた
気ごころのとんと分からぬ闇汁会
寝不足のまま元旦の顔となる
あんかうの這ひつくばつて糶られけり
ことごとく道ふさがれて祭かな
気が立つてゐるかも知れず秋の蜂
通るたびこぼれて減らず萩の花


[みずのせいらん(1933〜)「狩」同人 俳人協会会員]
帯・序句・鑑賞五句:鷹羽狩行
跋:丁野弘
四六判上製
194頁
2001.02.21刊行
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。