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■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『土岐善麿の百首』



『若山牧水の百首』



『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
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『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
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『四明句集』




ホーム入門書 > 歌人入門 川本千栄著『土屋文明の百首』(つちやぶんめいのひゃくしゅ)
書籍詳細

川本千栄著『土屋文明の百首』(つちやぶんめいのひゃくしゅ)[9784781417691]

販売価格: 1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
[在庫あり]
数量:
◆百首シリーズに土屋文明が登場!
近現代短歌を生きた百年。

◆内容紹介
白き人間まづ自らが滅びなば蝸牛幾億這ひゆくらむか
(『青南集』)

〈人間という白く脆弱な存在が原水爆で自滅したならば、その後は幾億もの蝸牛が這いゆくのだろうか。〉
「蝸牛(かぎゅう)」はかたつむり。昭和二十九年三月アメリカによるビキニ環礁での水爆実験により、漁船第五福竜丸が被曝、乗組員一名が死亡。人々を放射能雨の恐怖が襲った。「人間の恐るる雨の中にして見る見る殖えゆく蝸牛幾百」と事実に沿って歌い、次にこの歌で戦慄的な幻想に飛ぶ。数年後、レイチェル・カーソンは『沈黙の春』で、農薬汚染により他生物が死滅した地に、蝸牛だけが這い回る様子を記した。この二つの地獄絵は相似形だ。


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ご本の紹介
(ふらんす堂「編集日記」)

[かわもとちえ(1962〜)「塔」編集委員]
装丁:和兔
四六判変形並製カバー装
220頁
2025/10/13刊行
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