出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム評論・エッセイ・小説・戯曲 > 評論最光蝕著『最光蝕俳句論抄』(さいみつしょくはいくろんしょう)
書籍詳細

最光蝕著『最光蝕俳句論抄』(さいみつしょくはいくろんしょう)[9784781413396]

販売価格: 2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[【在庫切れ】]
◆充実の俳句論
代表作「大寒の一戸もかくれなき故郷」の一句については、村社会の柵と土着を受容する覚悟を謳ったとする解釈もあるが、筆者には龍太が全視野を眼中に取り込んだがために自然との脅威的緊迫、痙攣的憑依の裡に捕捉し得た世界空間のように感じられる。こうした決定的瞬間において自然に魅惑されることが、同時的に自然に魅入られることだという戦慄的認識がなされたであろう。
――「龍太の自然観照─「自然に魅惑されるといふ怖れ」について

◆目次
第I章 俳句評論
 龍太の自然観照─「自然に魅惑されるといふ怖れ」について
 「牡丹」と「寒卵」─七菜子と楸邨の一句
 消え失すことへの執心─「消えしまま(龍太)」から「居なくなる」へ
 他者からの視線と虚実と
 富嶽俳句をめぐって
 地下世界の消息
 山口草堂─詩から俳句への転機
第II章 俳句集鑑賞
 大高松竹句集『牛の糶』を読む─私信
 上村昌美句集『浮雲』を読む─日常のひそみに恩寵を謳う
 村山三千代句集『天かけて』を読む─私信
第III章 一句鑑賞 自句自解を含めて
 佐藤鬼房の一句
 鷲谷七菜子の一句
 自句自解
 兼題句の自句自解
第IV章 特選拙句評 ─評言と指南
 七菜子・樹実雄・鞆彦・三主宰他による選評



Amazonでの本の購入はこちらより
Amazon

ご本の紹介
(ふらんす堂「編集日記」)


[さいみつしょく(1937〜)「南風」所属]
装丁:君嶋真理子
四六判ペーパーバックスタイル
116頁
2021/06/22刊行
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。