出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム句集 > 単行本關考一句集『ジントニックをもう一杯』(じんとにっくをもうひとつ)
書籍詳細

關考一句集『ジントニックをもう一杯』(じんとにっくをもうひとつ)[9784781413136]

販売価格: 3,000円(税別)
(税込: 3,300円)
[【在庫切れ】]
◆第一句集
冬ざれに値段を付くる仕事かな
關考一は一介のサラリーマンではなかった。段々明らかになる氏素姓。家業では古くからの造園業を営み、好むと好まざると、俳句を始める以前から自然を刈り込む仕事を傍らで見て来た。そして、気がつけば大量の読書に因って培われた強記という“鋏”で刈り込むことを始めてしまっていた。
(帯・中原道夫)

◆自選十二句
ずぶ濡れのワイシャツ脱がむ夕の虹
ゴーグルに当たるものあり冬銀河
唇を噛めば春星うるみがち
カモナマイハウス狭き穴なり望潮
春愁に掛け回す蜜黒か白か
鰥にも荒地野菊の道はある
目玉さへ点眼薬の涼を欲る
空少し広うなりたる盆の明
盆明けや異界の如き会社へと
神の留守穴(とぼそ)・突起(とまら)にあそびかな
ダイキリのよく出る晩の守宮かな


Amazonでの本の購入はこちらより
Amazon



[せきこういち(1962〜)]
帯・序・装丁:中原道夫
菊判変形上製カバー装
230頁
2021/06/21刊行
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。