出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム評論・エッセイ・小説・戯曲 > 評論舘野豊評論集『地の声 風の声―形成と成熟』(ちのこえかぜのこえ―けいせいとせいじゅく)
書籍詳細

舘野豊評論集『地の声 風の声―形成と成熟』(ちのこえかぜのこえ―けいせいとせいじゅく)[9784781411651]

販売価格: 2,500円(税別)
(税込: 2,750円)
[在庫あり]
数量:
◆渾身の龍太論ほか
飯田龍太が〈共感覚的素質〉の持ち主かどうかはさだかではない。しかし、自然から全身で何かを感じ取り、表現しようとした時、通常の感覚様式の枠組みをはみだしてしまうものがあっても不思議はない。龍太が写生について述べた〈感じたものを見たものにする〉(『自選自解 飯田龍太句集』)工夫とは、未分化な感覚がとらえたものを五官のことばに翻訳すること、と言い換えることもできるのではないか。その結果実現した作品が、既成の感覚表現を飛び越えているのは、すぐれた表現者にとってはごく自然なことだろう。
(「混沌の詩情」より)


飯田龍太はさまざまな矛盾を一身に引き受けつつ、そのせめぎあいの中から豊穣な実りをもたらしてきた。
(本文より)

飯田龍太の俳句をさまざま角度から照射し、その詩情、普遍性はもとより作品の背後にある混沌をも立体的に浮き上がらせた渾身の龍太論を収録。また飯田蛇笏を中心に、廣瀬直人、三森鉄治へと「雲母」の航跡を追う。「それぞれの光芒」と題した俳人論も読みごたえがある。



Amazonでの本の購入はこちらより
Amazon



ご本の紹介
(ふらんす堂「編集日記」)



*

[たてのゆたか(1955〜)「郭公」同人]
装丁:和兎
四六判ペーパーバックスタイル
294頁
2019/04/25刊行
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。