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ホーム句集 > 単行本近江満里子句集『微熱のにほひ』
書籍詳細

近江満里子句集『微熱のにほひ』[9784781404585]

販売価格: 2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
■スピカで神野紗希さんが鑑賞を書かれています。
鬱ですかおたまじやくしをあげませう

◆第一句集
神様にふみ書くあそび金木犀
満里子は、有季定型に全身全霊で体当たりしている。それゆえに『微熱のにほひ』の一句一句が衝撃をもって読者の心を揺ぶるのである。「上手」な俳句が氾濫する平成俳壇の中にあって、このつつましくも生命力に溢れた一冊の句集『微熱のにほひ』が今、誕生することを、私は、誰よりもよろこんでいる。
(序より:復本一郎)

◆自選十句
広告のうらの母の字花大根
月涼し死に行く父と死の話
あつ満月骨箱ちよつと差し上げて
冬桜父の句帳にわれのこと
豊年の家族にひとつづつ秘密
髪とけば微熱のにほひ春の雪
献体を決めし腕の汗疹かな
身に馴染むものに微熱も晩夏光
ひと日づつ生きるあそびや竜の玉
あたたかき言葉育ててゐるところ

*

[おうみまりこ(1955〜)「鬼」会員]
序:復本一郎
装丁:君嶋真理子
四六判上製カバー装
122頁
2012.05.10刊行
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