出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム句集 > 単行本萩原友邦句集『くるぶし』(くるぶし)
書籍詳細

萩原友邦句集『くるぶし』(くるぶし)[9784781400315]

販売価格: 2,571円(税別)
(税込: 2,828円)
[【在庫切れ】]
[在庫僅か]と表示される商品はお手数ですが、在庫をお問合せいただきご購入下さい。「在庫あり」と表示されていても品切れの場合がございます。


[立ち読みする]

◆第1句集
ひと夏を過ごす二階の書棚かな

 友邦さんは富士の見える東京近郊の谷戸に住み、いくばくかの畑を丹精し、夜は灯火の下で本を読みふける。父母の墓の近くに暮らし、妻をこよなく大切にし、社会に出た子供を思い、近所とはほどほどに付き合う。
 リタイア後の穏やかな生活を、その日常性のままに俳句にする。目新しいことは何もないのに、そこにおのずと人生の滋味がにじんでいる。
(帯より・小川軽舟)

◆小川軽舟抄出
千歳飴谷戸から富士がよく見えて
冬の山麺麭を齧りに登りけり
定年のその後の日比谷雪催
はたらきに来て学校の辛夷かな
秋口と思ひ卵をこつと割る
春灯男子の書きしもののみ読む
白木蓮やすぐ引つ込みし顔ひとつ
じやがいもの花や東京行始発
本持つて二階へ上る夜の秋
春祭決りの銭を出しにけり

*

[はぎわら・ともくに(1928〜)「鷹」同人]
序・小川軽舟
跋・奥坂まや
装丁・山田朝子
四六判並製フランス装
186頁
2009.05.24刊行
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。