出版社ふらんす堂の句集・歌集・詩集などを扱うオンラインショップです。
■百首シリーズ■
最新刊
1700円(税抜)


『岡井隆の百首』



『与謝野晶子の百首』



『落合直文の百首』



『山崎方代の百首』



『寺山修司の百首』



『森鴎外の百首』




■現代俳句文庫■
最新刊
1200円(税抜)


『金子敦句集』




■大阪俳人シリーズ■
最新刊
1200円(税抜)


『四明句集』




ホーム百句シリーズ > 自句自解ベスト100シリーズ2シリーズ自句自解II ベスト100 『渡辺純枝』(わたなべすみえ)
書籍詳細

シリーズ自句自解II ベスト100 『渡辺純枝』(わたなべすみえ)[9784781412269]

販売価格: 1,500円(税別)
(税込: 1,650円)
[在庫あり]
数量:
◆必読入門書
既刊句集より自選ベスト100句に解説をつけた入門書。
代表句が網羅され、それがどのように生まれたか知ることができる魅力的な一書。

◆収録作品
炭が火となりゆく匂ひきりぎりす

炭が火となりゆく匂ひ」までは現実であったが、「きりぎりす」は付けた。
火のような赤い物に、きりぎりすの青を置いてみたかった。
(句集『環』二〇〇五年刊)

◆「日常という事」より
俳句を詠むという事は、自分の日常を詠む事です。と私は言い続けて来た。とてもまともな生活をしているとは思えないほどに、諸々の日常に手抜きをしている私ではあるが、昨秋から体調を崩しながらの中で、行った事を数えると、十一月に年内最後の庭の枯芝を刈り、十二月には障子を貼った。一月は庭木達に寒肥を撒き、薔薇の剪定をする。年に三回や四回の消毒も欠かさない。秋の内に、春咲きの花の種を蒔き、球根を植える。実を付けない柚子の木の成り木責めも行った。すると、翌年沢山の実を付けてくれた、そういう事もあった。そのどれもが実に楽しい。こうして、ささやかながら、まだ私の生活の中に季語が生きている。少し草臥れもするが、生活とは手間がかかるものなのである。



Amazonでの本の購入はこちらより
Amazon



ご本の紹介
(ふらんす堂「編集日記」)



*

[わたなべすみえ(1947〜)「濃美」主宰]
装丁:和兎
四六判変形ソフトカバー装
220頁
2019/10/10刊行
【注】ふらんす堂友の会の方以外の注文は 先払い となっております
カード決済・ネットバンキング決済以外のお客様は、注文確定メールに払込先が記載してありますので、そちらからお振込みください。
払込が確認でき次第順次発送いたします。書籍代と送料の他に別途振込手数料がかかります。
予約の商品などを購入される場合、在庫のあるものと一緒に購入されますと、送料一律の関係から、発送は予約商品発売後になります。
インボイス制度の適格請求書が必要な方は備考にその旨をご記載ください。