書籍詳細
金山桜子句集『水辺のスケッチ』(みずべのすけっち) [9784781410418]
販売価格: 2,667円(税別)
(税込: 2,934円)
[【在庫切れ】]
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書籍詳細
◆第一句集
光りつつ波は泥打つ葦の角
桜子さんは琵琶湖に近いところに住んでおられる。いわば日々暮らしの場が水の国である近江なのだ。旅人にはない水の近江との親和が句集『水辺のスケッチ』の句世界の展開につながっている。
(序より・宇多喜代子)
◆自選十五句より
あしかびに水あたたかき日なりけり
初蛙震へる腹を草の上
田へ下る轍はこべら埋めつくす
無いものを確かめてゐる仔猫かな
かささぎの恋石室に舟と星
行々子あぶくはじけるやうに鳴く
水底に触るるあごひげ大鯰
波のたりのたりと岸へ蓮の花
まひまひの肉が朽葉をかかへこむ
緑蔭は三本ほどの栃なりき
Amazonでの本の購入はこちらより
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ご本の紹介
→ (ふらんす堂「編集日記」)
*
[かなやまさくらこ(1959〜)「運河」同人]
序:宇多喜代子
装丁:和兎
四六判フランス装カバー装
2018/6/1刊行
162頁
光りつつ波は泥打つ葦の角
桜子さんは琵琶湖に近いところに住んでおられる。いわば日々暮らしの場が水の国である近江なのだ。旅人にはない水の近江との親和が句集『水辺のスケッチ』の句世界の展開につながっている。
(序より・宇多喜代子)
◆自選十五句より
あしかびに水あたたかき日なりけり
初蛙震へる腹を草の上
田へ下る轍はこべら埋めつくす
無いものを確かめてゐる仔猫かな
かささぎの恋石室に舟と星
行々子あぶくはじけるやうに鳴く
水底に触るるあごひげ大鯰
波のたりのたりと岸へ蓮の花
まひまひの肉が朽葉をかかへこむ
緑蔭は三本ほどの栃なりき
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→ (ふらんす堂「編集日記」)
*
[かなやまさくらこ(1959〜)「運河」同人]
序:宇多喜代子
装丁:和兎
四六判フランス装カバー装
2018/6/1刊行
162頁
問い合わせ先:03-3326-9061(平日10:00~17:00)