書籍詳細
藤井なお子句集『ブロンズ兎』(ぶろんずうさぎ) [9784781412238]
販売価格: 1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
[【在庫切れ】]
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書籍詳細
◆第一句集シリーズ/I
緑陰へ直線裁ちのワンピース
575の言葉が音を立ててながれるせせらぎ、それが藤井さんだ
藤井さんの句をめぐる話題が、さざ波のように、または微風のように、あるいは道端のイヌフグリの花のように広がったら、とてもすてきだ。
(序・坪内稔典)
◆自選十句
山彦と乗る春光のエレベーター
ブロンズ兎万緑をいつも跳ぶ
母からのスープのレシピ雪の降る
兄弟は積木の世界シクラメン
つばくらめ川の真中は風強き
平成のバニラアイスが溶けてゆく
口語でも文語でもいい平泳ぎ
猫なのかルオーなのかと冬めける
空蝉のほかに良いものなどなくて
心音に近づいてゆく揚雲雀
Amazonでの本の購入はこちらより
→ Amazon
ご本の紹介
→ (ふらんす堂「編集日記」)
*
[ふじいなおこ(1963〜)「船団」所属]
解説:坪内稔典
装丁:和兎
A5判ペーパーバックスタイル
72頁
2019/10/7刊行
緑陰へ直線裁ちのワンピース
575の言葉が音を立ててながれるせせらぎ、それが藤井さんだ
藤井さんの句をめぐる話題が、さざ波のように、または微風のように、あるいは道端のイヌフグリの花のように広がったら、とてもすてきだ。
(序・坪内稔典)
◆自選十句
山彦と乗る春光のエレベーター
ブロンズ兎万緑をいつも跳ぶ
母からのスープのレシピ雪の降る
兄弟は積木の世界シクラメン
つばくらめ川の真中は風強き
平成のバニラアイスが溶けてゆく
口語でも文語でもいい平泳ぎ
猫なのかルオーなのかと冬めける
空蝉のほかに良いものなどなくて
心音に近づいてゆく揚雲雀
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ご本の紹介
→ (ふらんす堂「編集日記」)
*
[ふじいなおこ(1963〜)「船団」所属]
解説:坪内稔典
装丁:和兎
A5判ペーパーバックスタイル
72頁
2019/10/7刊行
問い合わせ先:03-3326-9061(平日10:00~17:00)