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◆必読入門書
俳句はこうして生まれる。
欲しかった一冊。
初句索引に加え、「俳句をつくるうえで大切なこと三つ」を書きおろしています。
入門書としては必須アイテムのシリーズです。
次回配本:矢島渚男
◆001:鳩内気すずめ陽気に梅雨の家
グルグルと鳴く、鳩のくぐもった声を内気、活発で光を振り撒くように鳴く雀を陽気と捉えたところが面白いと師の角川源義は評して下さった。だが、下五の「梅雨の家」の置きかたが気にいらなくて、これでよいのか質問しようとしたとき、「あまりは、僕が育てるから、他の人は口出ししないように!」とおっしゃった。未だに、「梅雨の家」で良いのか決めかねている。四十年も経つと言うのに。 (『山の夢』)
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[おおきあまり(1941〜)「星の木」同人]
装丁:和兎
四六判変形カバー装
218頁
2012.03.14刊行