◆2960句収録
仰ぎゐる頬の輝くさくらかな
高濱虚子・山口青邨を師とし、虚子の唱えた客観写生・花鳥諷詠を生涯をかけて実践する俳人深見けん二の俳句集成。俳句への揺るぎない信念と真率な思いにつらぬかれた作品は、高雅にして雄渾、その内に「もののあはれ」の深い余情を湛える。
既刊八句集に「『日月』以後」、「『菫濃く』以後」を加え作品2960句を収録。
解題・年譜・初句索引・季語索引
栞:斎藤夏風・岩岡中正・西村和子・片山由美子・岸本尚毅・高柳克弘
◆収録内容
第一句集『父子唱和』
第二句集『雪の花』
第三句集『星辰』
第四句集『花鳥来』
第五句集『余光』
第六句集『日月』
『日月』以後
第七句集『蝶に会ふ』
第八句集『菫濃く』
『菫濃く』以後
「わたしの昭和俳句」
「高濱虚子句集『遠山』解説」
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[ふかみけんじ(1922〜)「花鳥来」主宰、「ホトトギス」「珊」「秀」同人]
編集:深見けん二俳句集成刊行委員会
装丁:君嶋真理子
年譜・初句索引・季題索引付
A5判上製カバー装
394ページ
2016/03/05刊行