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第6回小野市詩歌文学賞、第7回一行詩大賞を受賞しました!
◆短歌日記シリーズの第四弾!
窓際に置くシクラメン一月の純白光となりて奔れり
2012年にふらんす堂のホームページにて短歌日記の連載が一冊に。
◆たった一年の間にも実生活にはさまざまな憂いがおとずれたなか、「短歌日記」を毎日更新してゆくことが、気持ちの強い支えになりました。ときには、夜中に時間とたたかいながら、「ああ、歌が好きだなあ」と実感して不思議なよろこびに包まれたこともありました。
(あとがきより)
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[こじまゆかり(1956〜)]
早稲田大学文学部卒。コスモス短歌会選者・編集委員。
歌集『ヘブライ暦』により河野愛子賞。歌集『希望』により若山牧水賞。歌集『憂春』により迢空賞受賞。 歌集は他に、『水陽炎』『月光公園』『獅子座流星群』『エトピリカ』『ごく自然なる愛』『折からの雨』『さくら』。エッセイ集に『螢の海』『うたの観覧車』。鑑賞評論集に『高野公彦の歌』。入門書に『短歌入門〜今日よりは明日』『俳句吟行入門〜私の武蔵野探勝』(深見けん二との共著)『ちびまる子ちゃんの短歌教室』(さくらももことの共著)。
装丁:和兎
四六判変形上製カバー装
386頁
2013.07.03刊行