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◆精選300句を網羅!
眼が裂けてをる炎天の鴎かな
私をして忌憚なく言わしむれば、石田勝彦氏のこれまでの句集のすべてはこの「鴎」の一句のためにあったのだ、と言ってみたいくらいである。
(栞より:眞鍋呉夫)
◆テーマ別精選
現代俳句の世界を新しい角度から照射し、一人一人の作家をより立体的に把握せんとする意欲的試みに充ちたシリーズです。伝統形式にささえられた芳醇なる作品群は、私たちの魂の渇きをきっと豊かに充たしてくれることでしょう。私たち日本人のアイデンティティーをこの小さな本にみつけてみませんか。
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[いしだかつひこ(1920〜2004)]
栞:眞鍋呉夫
装丁:千葉皓史
A6判フランス装
92頁
1999.10.10刊行