限定1000部・番号入り
署名本
名訳詩選/解説付き
◆今?、乙亥七年は後輩諸君が語らって衰残の身の喜寿のために、一夕、盃を乾そうととの企てが起った。そこで酔後の一興にと、この「古韻余響」の第三集をまとめて、お持ち帰りいただくことにした。例によって古典訳詩十対であるが、甚だ気紛れな選択であることは、主の資質に由るところと、ご寛恕願いたい。もとより無用の人の、無用の時の戯れに成る、無用の書物である。
(後記より)
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[なかむらしんいちろう(1918〜1997)]
書後贅言:暗泉逸叟
装丁:千葉皓史
A6判フランス装
100頁
1995.06.15刊行