◆名訳詩選/解説付
ここに集められた、東西の二十家に及ぶ、有名無名の古典詩人の翻訳と、その詩人及び詩に附せられた気ままな感想は、この数年、雑誌「中央公論文芸特集」誌上に、毎回連載中のものである。
その際、私は何らかの関係のある二人の詩人をその都度、組み合わせて選んだ。この組み合わせそのものにも、やくしゃの創意、あるいはわが王朝の歌合せ風の面白さを読みとっていただければ倖いである。
(後記より)
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[なかむらしんいちろう(1918〜1997)]
装丁:千葉皓史
A6判フランス装
73頁
1992.01.20刊行