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◆ 新しい時代へ。
女はいま力強く素晴しい。
しかし、
男たちよ
君たちももっと輝けるはずだ!
著者曹人が「わが親爺どの」と言うとき、それはかつての時代を生きた男達の雄々しく活き活きとした精神を同時に讚えているのだ。曹人少年の目に映った美しく闊達な男達。彼らの生き様をとおして、今失われつつあるもの、あるいは戦後日本が忘れようとしているものを私たちに語りかけてくる一書である。
装丁・君嶋真理子 四六判上製カバー装 128頁
●著者略歴
大正9年6月6日に生れ、佐賀の杵島炭鉱より唐津の二の門に移り、唐津中学・五高・東大と進学、昭和18年学徒出陣して復員後、大学の聴講生として一年間東大に復帰。昭和22年太平洋炭鉱に入社。昭和54年俳人協会賞受賞。昭和62年俳人協会理事