東京新聞の論説主幹、政治評論家としてメディアの世界で華やかな活躍をみせてきた著者が、多忙を極める旅の合間に、家族や自身の入院という大事を前に、書き留めた作品を集成。しみじみとした味わいにあふれた句集。
●著者略歴
本名。元夫。大正11年4月23日岐阜県土岐市に生まれる。昭和56年東京新聞(中日新聞東京本社)論説主幹を最後に独立、政治評論家となる。その間、文部省国語審議会委員、フジテレビジョン、文化放送のニュース・キャスター、共同テレビジョン取締役等兼務。明治大学講師、関東学院女子短大教授、国士舘大学教授を歴任。昭和47年第一回文化放送賞受賞。昭和56年岡本眸先生に師事。「朝」入会。昭和61年「朝」同人。現在、俳人協会会員、中日新聞社友「日比谷句会」会長
