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◆ 1999年初版の『風はどこから』に英訳を併記し、新装版として刊行!
よろこびのひとつひとつの青酸橘-。どうです、この新鮮なすだち。きょうの晩御飯、焼き魚によく合うよ! 山田みずえの俳句を自在奔放に観賞。翼と光芒を持ち得るかのような軽妙な解説を付した一冊。英語版も併せて収録。
自分の句が、他のところで、跳ねたり飛んだり、澄し込んだり、バネ仕掛けになっているとは……。意外・望外のよろこびを原作者にもたらしながら、この一書は紛れもなく、いつも微笑しつつ眼前する清水貴久彦の一面でもあろうか。 (序より・山田みづえ)
Mr. Kikuhiko Shimizu's appreciation of my haiku poems is very enjoyable, imaginative and beyond my expectations. On many occasions, I was surprised to find a world I didn't know existed.
(Mizue Yamada from Poet's Introduction)
●著者略歴
本名・弘之。昭和22年(1947)京都府生まれ。昭和49年(1974)「霜林」入会、平成5年の終刊まで会員。平成2年(1990)「木語」入会。平成5年(1993)「木語」同人。平成16年の終刊まで会員。平成6年(1994)平成6年度「木語」競詠一席・新人賞受賞。平成12年(2000)俳人協会会員