◆俳句日記2024
爽波の言葉、裕明の言葉を書く。
今の自分を書く。
●四月六日(土)
ぎこちなく木蓮の花落ちてゆく
木連の花弁は大きい。そのため、スムーズには落ちてゆかない。
そのぎこちなさが木蓮のよさと言ってもよいのかも知れない。
木の花なので、高いところから落ちて来る。
滞空時間が長いため、目に触れることも多い。
ただ、やはり咲いているところを愛でるのが一番だとも思う。
●あとがきより
選んだ季語が難しかったり、その季語で作っても納得がいかない句になってしまったりと、立ち止まってしまうことが多々あった。それでも、忌日の季語を含めて新しい季語に挑戦出来たことは一つの成果だろう。
(略)爽波、裕明の言葉の重みを改めて感じることができ、日記に記すことが出来てよかったと思っている。
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[やまぐちあきお(1955〜)「秋草」主宰]
装丁:和兔
四六判変形上製クロス装
390頁
2025/06/02刊行