[在庫僅か]と表示される商品はお手数ですが、在庫をお問合せいただきご購入下さい。「在庫あり」と表示されていても品切れの場合がございます。
[立ち読みする]
詩情を大切にした、上質のポエジーが感じられる句を多数収録する。平成6年から16年までの句をまとめる。 第2句集。
「ゆう」の創刊にあたって、詩情を大切にしたいということを書きました。この句などは上質のポエジーが感じられます。あらためて、俳句における詩情とは何かを考えました。
(栞・田中裕明)
●自選一〇句より
桜の木ひかりそめたり十二月
かりがねの夕張は山迫りをり
さびさびと露伴の墓は凍つるのみ
握り飯食ふ顔上げよ草の花
鶯や米原の町濡れやすく
栞・田中裕明
装丁・君嶋真理子
四六判上製フランス装
208頁