◆生きることは悲しく美しい
岡田史乃は華やかな存在感のある女(ひと)だった。
その華やかさを満たしていたのが大きな悲しみであったことがくきやかに見えてくる、娘辻村麻乃さんの百句読解。生きることは悲しく、そのゆえにこそ美しい、と改めて教えられる史乃さんの句である、麻乃さんの読みだ。
帯・高橋睦郎
◆母を思う一書
こうして、四冊を改めて紐解いてみると(母娘癒着型であったので)母の句を読むことは自分を読み解くことにも繋がるとわかった。これからはここから飛翔して、この想像力を様々な方の句の鑑賞に生かして行きたいと思う。
(あとがきより)
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ご本の紹介→ (ふらんす堂「編集日記」)
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[つじむらまの(1964〜)「篠」主宰]
序:高橋睦郎
装丁:君嶋真理子
四六判変形並製カバー装
218頁
2024/09/24刊行