◆最新句集
私は俳句に関しみっつの夢があります。
ひとつ目は、句集を出版すること、
ふたつ目は、芭蕉の奥の細道を訪れること、
みっつ目は、芭蕉に関する小論文を作ること、です。
(あとがきより)
◆作品紹介
行く春に花のいのちを眺めをり
冬近し山河は色を失ひて
手に受けし春の光の柔らかき
明日からは違ふ世界か別れ霜
花屑を惜しんで掃除やめにけり
この世にて豊かで優し萩の花
通ひ路は山野美し春立ちぬ
ご本の紹介→ (ふらんす堂「編集日記」)
[いかはたあきら(1944〜)]
装丁:君嶋真理子
四六判上製カバー装
322頁
2024/06/24刊行