書籍詳細

有山八洲彦句集『白虎』(びゃっこ) [9784894028425]

販売価格: 2,381円(税別)

(税込: 2,619円)

[【在庫切れ】]

書籍詳細

[立ち読みする]

304句を収録した第3句集。

「灯を消して河鹿に夜を明け渡す」消灯することで河鹿のための時間帯へ。おおらかな心の反映がある。
『白虎』は今年八十二歳の第三句集。〈八洲(やす)さんが傘寿ぢやさうなアロハ着て 狩行〉の句そのままに、今も健在だ。(鷹羽狩行・帯より)

樹下といふやさしきところ袋角
空青きことを称へて冬雲雀
切子に灯入れて夜となる山河かな
神棚へ運ぶ七種粥の湯気
黄落や雀らも散るもののうち

帯・鷹羽狩行
装丁・君嶋真理子 四六判変型並製ソフトカバーグラシン巻 184頁

●著者略歴
本名、靖彦。大正13年7月奈良県生まれ。昭和12年頃より作句をはじめる。戦後「金剛」(主宰・下村槐太)入会、社中同人。昭和28年、「金剛」廃刊後、「鶴」入会。昭和31年「運河」創刊に参画、編集発行人。昭和47年頃より作句休止。昭和57年「狩」入会。昭和61年狩同人。平成2年第1句集『甕の水』出版。平成3年「朱雀」創刊、主宰。平成18年奈良・手向山八幡宮境内に句碑建立。俳人協会会員。奈良県俳句協会理事。奈良県音楽芸術協会常務理事
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内