◆第二句集
真つ青な空に消えたる揚雲雀
句集名「泉の森」は大和市にあり、一番多く訪れた公園で、俳句を始めるきっかけにもなった公園でもあり、迷わずに決めました。
(あとがき)
◆自選十句
水門に芥あつまる暑さかな
岩動き出しはんざきとなりにけり
真つ青な空に消えたる揚雲雀
迷ひたるあとまざまざと御神渡
昼寝より覚め老人となつてをり
噴煙の棒立ちとなる大暑かな
鰯引く沖なる島を引くごとく
紅葉且つ散る水の上石の上
天の風穏やかに受けいかのぼり
目の前を影のごとくに夏燕
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ご本の紹介→ (ふらんす堂「編集日記」)
[ほんまきよし(1936〜)「香雨」創刊同人]
装丁:君嶋真理子
四六判上製カバー装
178頁
2022/12/12刊行