◆待望の続編
「能村登四郎ノート(一)」に続く待望の第二巻。対岸に連載した101回から200回を加筆修正をして1冊に。
この仕事は私のライフワークである。 (著者)
◆作品紹介
耕しし力うべなひ深眠り
嵯峨にけふひと雪ありし竹の艶
地の冷えをあつめ一樹の桜濃し
さくらと松濡れゐる時は睦むごと
土さらさら落花も混ぜて若き鍬
堂々たる三十句であると思った。しかも多彩である。そしていかにも美しい。(略)これらの作品には人間がいない、純粋写生である。(本文より)
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(ふらんす堂「編集日記」)
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[いませごういち「対岸」主宰]
装丁:和兎
四六判並製カバー装
524頁
2020.5.24刊行