書籍詳細

宮田應孝句集『空の涯』(そらのはて) [9784781412412]

販売価格: 2,700円(税別)

(税込: 2,970円)

[【在庫切れ】]

書籍詳細

◆第二句集

風船の溜りをるなり空の涯

『空の涯』の句稿を開くと、作品の恰幅が格段に豊かになっていることに気付く。先に読んできたように應孝さんでなければ、なしえない句も多い。たしかな成長が読み取れるのだ。
(序・小澤實)

◆自選十句
新涼や無役の名刺刷り上る
十六夜や全島石油備蓄基地
風船の溜りをるなり空の涯
妻煎餅派われ羊羹派冬ごもり
配布資料三枚綴や団扇に代へ
豊の秋山河を汚したるわれら
種馬の魔羅消毒す刷子もて
焼夷弾降る満開の夜桜に
兄の名に命付けたり流燈会
屠殺吏の右手に電極梅雨の冷



Amazonでの本の購入はこちらより
Amazon



ご本の紹介
(ふらんす堂「編集日記」)



*

[みやたまさたか(1932〜)「澤」「玉藻」同人]
序:小澤實
栞:星野高士
装幀:山口信博+玉井一平
四六判ハードカバー装
166頁
2019/11/30刊行
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内