◆夭折の詩人
夜を生きられる者として、夢みるべき時を旅しつづけ、
その背を私が見ていたのは、あなただったろうか。
(栞より・十田撓子「蒼の眼を持つ男のこと」)
◆収録作品より
ガラス玉の風景
そこに指紋をつけてはならない
なぜならつけるまでもなく
繊細にどよめき崩れてゆくだけだから
(「意識」より)
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(ふらんす堂「編集日記」)
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[もりゆうじ(1963〜1995)]
栞:十田撓子
挿画:森信夫
装丁:君嶋真理子
A5判ハードカバー装
112頁
2018/11/15刊行