◆第三合同句集
村田脩先生が「結社・系統・流派を尊ぶ現代の俳壇の中にあって、流派などを問題にしない一句集が一つの清風であることにちがいない」と述べておられます。ここにこの度の合同句集『ひまわり』の存在意義があるように思います。
（序より・杉阪大和）
◆収録内容
序 杉阪大和
（作品）
朝桜 杉阪大和
都鳥 浅見雅江
紙風船 柏崎芳子
蜜柑 片山麻貴子
鰯雲 黒澤麻里
筍 佐藤百合子
翼のかけら 嶋田香里
庭の柿 角佐穂子
青き踏む 田嶋展子
春寒 田中昭代
花水木 田中幸子
蛍の夜 谷川佐和子
江の島 長濱泰子
紅梅II 中村悦子
平ら成る 水沼早苗
第三楽章 村田重子
をりをりの句 本林いち子
湯島春秋 山田美知子
追悼作品 筱田文 平松美子
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（ふらんす堂「編集日記」）
*
[ごうどうくしゅう ひまわり]
編集：むつみ句会
序：杉阪大和
挿絵：長濱泰子
装丁：君嶋真理子
四六判上製カバー装
202頁
2017/05/01刊行
