◆合同句集
「野鶯」発会八十周年を祝ぐ野鶯第四集！
山下美典監修
俳誌「河内野」の創刊五十年。その誕生の母体となり、運営の基軸となって共に歩んだ野鶯会。今、発会八十周年を記念する待望の一冊を上梓。
『常に新しい会員を加えて新しく深い作句を目標に切磋琢磨を続けたいと決意する』
（序にかえてより・山下美典）
◆各作家表題句十句
万緑や河内源氏の始祖の塚 美典
丹頂の舞ふ雪原の煌めきに 唯志
下闇の精かとも見ゆ黒揚羽 石嶺
丹比野の記紀の宮址春の雪 青陵
春愁や楊貴妃観音伏し目なる 司
日替りに咲くだけ咲いて散る木槿 桂治郎
句に遊ぶ浪花七坂翁の忌 信彦
大空に雲と溶けゐし花楝 義男
闘牛の返り血垂らし勝名乗り 高清
冬桜古刹の空を寂しめず 豪起
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[ごうどうくしゅう やおう（４）]
監修：山下美典
装丁：君嶋真理子
四六判並製小口折カバー装グラシン巻
218頁
2017/01/03刊行
