◆シリーズ詩歌
有馬朗人の脳内を探訪する
俳句の実作から旅の思い出までを、時に俳人、時に物理学者、時にひとりの誰でもない人間として語る有馬朗人のエッセイ集。
「俳句朝日」に1999年1月から2000年12月までの24回に亘る連載を一冊に。
◆あとがきより
私も当時は六〇歳台の後半であり、まだまだ若く将来に希望を持っていた。その勢いにまかせて言いたい放題なところもあるが、それなりの発想もあって、こんなことを考えていたのか、今ならどうだろうと思いながら読みなおしてみた。この本を手にして下さる方々がどう御感じになるか、お伺いしたいものである。
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[ありまあきと(1930〜)「天為」主宰]
A6判フランス装
164ページ
2015/06/16刊行