◆新詩集
落葉の道をいく ひとりの少女
口をきゅっとひきしめ うつむきがちに
たしかな足どりで――
秋深く立ちつくすひとの眼差しの遥かむこうへ
(帯より)
◆目次より
軽井沢
二月
*
春の嵐
一期一会
川へ
平均律クラヴィーア第二十二番
*
七月
ルイス・キャロルのように
霧
わたしはこんなに美しい
おまえのために
わたしを揺らす思いがあって
遠い声
封印
*
冬瓜
グループホームを訪ねて
各務原
饒舌な夕べ
きよしこの夜
小さな旅
*
読むひと
クレアへの手紙
[あんどうまさみ(1937〜)]
装丁:和兎
A5判変型並製カバー装
94頁
2014/12/16刊行