◆第一詩集
ラプラタ河の土手の小さな穴から
この世界に目を見張っている
仔ウサギの心地よい
リズムを聞いていると
会う人ごとに告げようか
(「ラプラタ河で」より)
◆目次
雪になりそうだから/ラプラタ河で/精霊兎/君に会ってから/渚にて/恋唄/かなしいお話は 四歳のみいに/君なんて/零れるナイフについて/エンドレス・パークにて/墓はいらない/五月/あなたはわたしの胸に手を置いて/ノスタルジア/物語/夜の訪問者/鏡/遺影/挨拶
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[いしはらあきら]
装丁:和兎
四六判並製カバー装
64頁
2014/09/26刊行