◆第二エッセイ集
文学作品に寄り添った紀行や人生の歩みなどをつづった十七篇
前著『青谷梅林の春』を上梓してから十年余りの歳月が流れています。前著は主に身辺雑記の短文でしたので、今度は旅をテーマに、しかも長文にと考えました。それも出来れば文学書を手にしながら、私の人生と重ね合わせての旅をと思いました。(あとがきより)
◆目次
第一章 自分史への旅
自分史への旅/来た道往く道/生きる─我が名に思う─
第二章 我が母校への旅
上中音頭の旅/私の生徒手帳
第三章 小説への旅
三浦綾子小説の旅/でんでら野行/戦後歴史紀行/武蔵野散歩/皇女和宮/あゝ野麦峠/椰子の実/奈良散歩/なにわ夕陽丘散策/小豆島への旅/みすゞ紀行/映画『北辰斜にさすところ』の舞台を訪ねて
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[うめはらくにこ]
装丁:君嶋真理子
四六判上製カバー装
256頁
2014.03.31刊行