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高瀬竟二著『風景の中の虚子句碑』(ふうけいのなかのきょしくひ) [9784781405988]

販売価格: 2,571円(税別)

(税込: 2,828円)

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◆全国の虚子句碑を訪問・記録した1冊
虚子句碑の主なものは、芭蕉句碑、子規句碑、虚子句碑、誓子句碑、山頭火句碑などがあり各地に広く建てられている。そのうちの、全国に二百八十基あまりある虚子句碑のすべてを巡るべく志し、旅行や吟行の折などに少しずつ訪ねていたが、平成十四年から同十七年にかけて、毎月一基以上訪ねることにし、これの探訪記を「虚子句碑を訪ねて」と題して日本伝統俳句協会の機関誌「花鳥諷詠」に連載した。先方の事情や日程の都合上已むなく後回しにしたものなど十基ほどを残しほぼ全体を訪ねることができた。
(あとがきより)

◆本文より
凄かりし月の團蔵七代目
千葉県成田市 成田山新勝寺 成田山公園内(昭和十八年建立)
この句は、虚子の句集『六百句』にみえ、詞書に後記の0 0 0 この句についての一文がある。
ここ成田山新勝寺は、?成田のお不動さん?でよく知られ、初詣ならずとも諸願成就や厄除の霊験あらたか、と年間を通して多くの参詣客で賑わう。
句碑は、本堂と右手の三重塔の間をすすみ「成田山公園」の表示のある門をくぐり、多くの句碑や記念碑が目につく辺り、その一寸先の木立の影がかぶさるところにある。大きく高い台座の上に扇形の句碑が立てられている。



[たかせ・きょうじ (1937〜)「ホトトギス」「海坂」同人 ]
装丁:和兎
四六判並製カバー装
308頁
2013.09.20刊行
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