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◆第一句集
十八年間の俳句生活のまとめであり、次のステージの踏み台でもあります。
(あとがきより)
◆自選十句
餅花の枝剪りにゆく雪の中
鮓にして鮎にとどまる水の色
一灯に浮みて涼しおん姿
公園を抜けてゆきたる白日傘
八月の炎に立てる仏たち
たましひの軽さと思ふ苧殻かな
今日の日の芒剪らんと山に入る
残されし花のあはれや菊籬
水仙や襖の裏は日本海
切出せる氷のごとき白磁かな
*
[いわいよしこ(1949〜)「古志」自選同人]
序句:長谷川櫂
装丁:君嶋真理子
四六判並製カバー装グラシン巻
222頁
2011.05.28刊行