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[北爪満喜「さしのべる」](「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」より)
[北爪満喜「青い影・緑の光」ほか](「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」より)
ワタシはこと葉という葉をはやした木のようなものにいくらか変身しているのかもしれない-。日々持ち歩いているデジタルカメラで撮った写真を起点にして書いた詩を収める。
◆ 第六詩集
この一冊には、このところ日々持ち歩いているデジタルカメラで撮った写真を起点にして書いた詩を収めた。と言っても、これらの詩は写真のために書いたのではなく、そこから歩きだすように、言葉を書いてゆくことをした。(略) 出てきた言葉が行きたがるほうへと言葉を行かせようとすることは、書いたものが詩と言えるものになるかどうか分からないので怖かった。でもこうした言葉が始まったのだから、そこへ飛び込んでみようと心を決めた。言葉が粗末な私を剥がれて、すこしでも活気を取り戻して、弾んでくれればと願いつつ。
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著者による写真作品六葉入り
装丁・君嶋真理子 A5判並製ソフトカバー 92 頁