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「事物を優しく見つめて平明に掬いあげ、然し、そこに篭める思いは深く」とでも言える著者の詩思が感じられる句集。豊かな歴史と美しい山河の四季から育まれた、昭和63年から平成15年までの作品をまとめた第1句集。
●著者略歴
大正15年栃木県足利市生まれ。昭和56年地元結社中島大三郎主宰「火屋」入会。昭和61年「火屋」新人賞受賞。昭和62年NHK学園俳句教室にて鷹羽狩行の指導を受く。昭和63年狩行主宰「狩」入会。平成8年狩会友。平成11年狩同人。平成13年「火屋」終刊。平成14年火屋後継誌「楷樹」発足、同人参加。平成14年足利市民俳句大会で第1回中島大三郎奨励賞受賞。俳人協会会員。足利市在住