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春ゆふべむらさき貝を拾いけり
ゆく春の書く巻手紙息つめて
既刊句集「存問」「百景」「白泥」の三冊、総数1099句を季語別に収録。作品理解の上で更に役立ち、実作者にとっては季語を通して俳句を学べる恰好の一書。
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●著者略歴
昭和10年5月3日、愛知県生まれ。
昭和26年、愛知県立旭丘高校在学中より句作。
愛知淑徳大学大学院博士課程後期課程修了。
山口誓子、加藤かけいに師事。環礁賞、新美南吉文学賞、愛知一中鯱光会記念賞、都市文化奨励賞、愛知県芸術文化推奨、山本健吉文学賞など受賞。
東海俳句懇話会主宰、「笹」主宰。俳人協会評議員。日本詩歌文学館評議員。日本文藝家協会会員。日本ペンクラブ会員。
句集『光の束』『鳴海しぼり』『存問』『百景』『白泥』、評論集『写生の鬼』『ことばの光彩--古典俳句への招待』、入門書『やさしい俳句』『高悟の俳人--蛇笏俳句の精神』他多数。