書籍詳細

松原幸恵句集『天窓』 [9784894025418]

販売価格: 2,100円(税別)

(税込: 2,310円)

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◆ 著者第一句集
<いつも己に言訳ばかり秋の風>
<ひたひたと田植機水を押し広げ>
 幸恵さんは何事にもてきぱきとして澱むところがない。しかし、自分自身のなす事に対してはきびしい批評家である。自分に言訳ばかりしているという認識は、常に自らを顧みて現状に安住しないということだ。
 そういう思いがあればこそ、曇りのない目で自然を観照することが出来るのである。
行方克巳(帯文より)


     暖かや無性に歩きたくなりし
     海紅豆好きも嫌ひも憚らず
     覚めやらぬ母と迎ふる大旦
     神輿舁くつもりの足を踏みにけり
     なれなれしくてよそよそしくてチューリップ
     亀鳴くや日がな一日駄句ひとつ
     安安と生きて耳順や桜桃忌

序句/帯文・行方克巳 序文・西村和子
装丁・君嶋真理子 四六判並製ソフトカバー装 200頁

●著者略歴
昭和18年3月30日東京生まれ。平成元年朝日カルチャーセンター「清崎敏郎俳句教室」入門。平成3年「若葉」投句。平成8年「知音」創刊同人。俳人協会会員
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