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◆季語別句集シリーズ
「弟子」「寒食」「雨滴集」「燕雀」の既刊句集全四冊の作品を季語によって春・夏・秋・冬・新年の部の順に編集。作品理解の上でさらに役立ち、実作者にとっては季語を通して俳句を学べる書。
◆収録作品
第一句集『弟子』
第二句集『寒食』
第三句集『雨滴集』
第四句集『燕雀』
◆収録作品より
うるむ夜やオランダ苺母に買ふ
桐畠の晴上りたる二月かな
昼酒のから口にして寒の明け
婆や子や春来て信濃国境
早春や径小上りに雑木山
春浅し日向薬師の藪の径
冴返る日もありえごの道踏めば
南天を剪る日の余寒ありにけり
春寒の水落すなり薬草園
春めくや格納庫より単葉機
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[ほしのばくきゅうじん（1925〜）]
装丁：山崎登
四六判並製カバー装
218頁
2003.11.11刊行
